アルファリポ酸点滴療法
アルファリポ酸はビタミンB群の1つとして細胞の重要なエネルギー代謝に関わっています。アルファリポ酸には強力な抗酸化作用があり、体内で使われたビタミンCやビタミンEをリサイクルします。さらに肝臓の代謝を改善し、食中毒や重金属中毒では解毒作用を発揮します。アルファリポ酸はサプリメントでも摂取できますが、がんや肝炎に対しては点滴と経口で投与します。
アルファリポ酸の作用
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抗がん作用
これまでに膵臓がん、悪性リンパ腫などで有効な事例が報告されています。
アルファリポ酸点滴療法単独、あるいは高濃度ビタミンC点滴療法などと組み合わせます。 -
糖尿病性神経障害
糖尿病患者さんの2/3以上に糖尿病性神経障害があり、1/3にしびれ、痛みなどの症状があります。米国・ドイツ・ロシアの3カ国で実施された共同臨床試験でアルファリポ酸点滴療法と経口投与の組み合わせは糖尿病性神経障害を有意に改善すると報告されています。
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強力な抗酸化作用
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食中毒や重金属中毒の解毒作用
治療は週に1~3回を1~3ヶ月継続します。
治療の目的や効果・経過に合わせて投与量と回数・期間を短縮あるいは延長していきます。
副作用について
ほとんど副作用はありませんが、最近アルファリポ酸のサプリメントを摂取して低血糖を起こしたインスリン自己免疫症候群の例が報告されました。アルファリポ酸点滴によるインスリン自己免疫症候群の発症は報告されていませんが、十分にケアしながら点滴をします。
料金
6,600円(税込)
※別途初再診料がかかります
ご予約・お問い合わせ
自由診療はほとんどのものが予約制となっております。

FAX (0765)-22-5054
※お問合せ時間:9:00~18:00(日曜・祝日・木曜、土曜午後を除く)